渋谷区 代々木 ポパイ 代ゼミ生の贅沢ランチ

久しぶりに代々木に行った。今は代々木に降りる理由がない。わざわざ降りるのだ。毎日ここに来ていたのは30年以上前になるのか。代々木駅前も変わったといえば変わったが、変わらないといえば変わらない。代々木のスクランブル交差点で覚えているのは、キリスト教の一派(なにぶん大昔のことで正確ではないかもしれない)の外人が「アナタエイゴニキョウミアリマスカ?」とやたらしつこく勧誘して来たことだ。一度急いでいるときに「ノーサンキュー」と冷たく答えたら、足を引っかけやがって、それ以来嫌いになった。クソ外人だったのだろう。

この交差点ではいろいろなものが配られていて、雑誌「遊」も配られたことがある。その当時はなんだかワケが分からなかったが、松岡正剛さんの本を今は愛読している。

今日は時間があったので、レストランポパイにいってみようと思ったのだ。私が通っていた頃は、ポパイの昼定食は500円と550円だったかな。カツにタルタルソースがかかっていてうまそうだった。普段はすぐそばの梅もとで立ち食いそば(確か200円しなかった)を食ったり、当時祖母の家に下宿していたので、おにぎりを握ってもらったり倹約していた。翌年入った大学の学食が、大盛りカレー200円だったり揚げ物中心の定食がせいぜい350円だったから550円なんて結構な贅沢だった。ちなみにこの頃のビールは、酒屋で買うと大瓶が240円くらいだったと思う。

駅を出ると目の前にある山水楼。ここも古くて昔からあるが一度も入ったことがないな。ずっと何十年もやっているというのはきっと美味しいのだろう。

新宿に抜ける道には今は新しくなった代ゼミのビルがある。この道沿いにある代々木NARUにはずいぶん通った。午前中行くといつもソニー・ロリンズをかけていた。ソバージュの女性が女主人のようだったが、その頃と店の感じが変わっている。今はライブもレストランもやっているようなのでだいぶ変わったんだろうな。

スクランブル交差点を渡って道なりに右に行くとレストランポパイがある。正面に270円居酒屋が入っているようだ。私が代ゼミに通っていた頃、金がないなりに高田馬場にあるいずみという焼鳥屋に時々通っていたのだが、当時、ビールの大瓶が310円だった。その頃と今を比べると、食べ物の値段がえらく下がっている。そもそもは90年頃のバブル景気の時代に輸入食料の価格がえらく下がり、そこから食べ物の値段が下がったような気がする。当時ダイエーでビール買ったら1本100円だった。食べ物の値段が低価格競争になっている飲食業は大変だと思う。

レストランポパイ。今日は奮発して№2の定食を頼んだ。30年前と比べると300円上がったという感じだ。

銀皿の洋食屋さんというのは昔は多かった。ライスののったプラスティックの皿は学食のノリだ。サーモンフライって最近あんまり見ない。シャケは今はコンビニのおにぎりに入っているものになっているのだ。

左からヒレカツが2枚、メンチカツ、サーモンフライだ。各種揚げ物の下には千切りキャベツと、昔の洋食にはたいていついていたスパゲティが少し。揚げ物は50近いオヤジにはかなりヘビーなものだ。しかし、食べてみると意外と軽い揚がりだった。マヨネーズはキューピーではない、なにか業務用の感じが洋食っぽい。これを撮った後、ソースをかけてカラシをつけて美味しくいただきました。コックさんに聞いたら、ご主人はまだご健在で現役だそうだ。たまたまいなかったらしい。

ポパイの隣にはオリーブ。オリーブ堂というお店も30年前からある。化粧品のお店なんだ。

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