中目黒再開発

中目黒というと東急東横線代官山の隣の駅なのに、妙にごちゃごちゃした印象があった。
駅前に山手通りがあるものだから空気も悪い。東横線ガード下には飲み屋がたくさんあって、商店街というよりは飲み屋街みたいな一角もあった。

ところがここ数年、駅前の風景が大分変わった。中目黒GTというビル群ができて駅周辺がすっきりし始めた。そして現在も再開発は続いているのだ。

今日、中目黒駅で乗換のためにホームに立っていたら、穴の開いた建物が見えた。そこで駅の外に出て歩いてみた。

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地図で確認したら現在再開発中なのは、中目黒GTの山手通りをはさんだ対岸にある上目黒1丁目23、24あたりの区画だ。建物は残っているが人が住んでいる気配はほとんどなく、順次取り壊しになっているようすだった。

回りを少し歩いてみた。かつては夜になると焼き鳥のよい匂いがしていただろう通りもほとんど人が住んでいない。人の出入りがある建物があったのでちらりとのぞいてみると、工事関係者の宿舎になっているところがあった。

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この区画もいずれビルになってしまうのだろう。ビルが建つと見た目はとてもきれいなのだが人のにおいがしなくなる。たまに古い建物を見つけると、ここにはどんな人が住んでどんな暮らしをしていたんだろうと想像することがある。

そんな建物を見つけた。中目黒駅の近くで蔵がくっついた家というのは何かのお店だったのだろうか?
お米屋さんか質屋さんかな?

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おそらく来年にはこの建物もなくなっているだろう。

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