秋葉原のおでん缶

つくばエクスプレスの開業で何かと話題の「アキバ」こと秋葉原。オジサン世代にとっては、昔は月刊子供の科学に出ている電気工作をするためにトランジスターや抵抗を買いに来た街。オジサンがオジサンになったころにはwindows95発売でパソコンが賑やかになりはじめた街だった。

その頃から私も秋葉原に出没し始めたのだが、おでんの自動販売機はその頃からあったような気がする。おでん缶の自動販売機はチチブデンキの前に置かれている。

チチブデンキというのは、その昔（今でも？）小型軽量で人気のあった東芝リブレットというパソコンの専門店で有名だった。

ここ最近、秋葉原を紹介する番組が増えて、オジサンには関係ないメイド喫茶とともに必ず取り上げられるのがここのおでん缶である。そのせいか、昨年末あたりからいついっても売り切れか加温中なのだ。
おそらくこの自販機の売り上げは相当なものになると思う。私が自販機を撮っているときも、同時に何人もがデジカメを向けているのだ。お互いにお互いを画面に入れないようにするのに配慮しあっているのだ。

もうちょっと近寄ってみよう。

自販機には「完売御礼」「店内にあります」という貼り紙がべたべた貼ってある。自動販売機から買えたらラッキーなのかな、今は。