浅草に行った。
今日は局地的に豪雨になるという予報が出ている。そのせいか、風がとても強い。強風の吾妻橋を渡って所用を足して戻ってきた。吾妻橋を渡れば墨田区になるのだ。川は隅田川だしな。
吾妻橋の浅草側のたもとには、東京都観光汽船の水上バスの発着所がある。
調べてみると、浅草から浜離宮を経由し、日ノ出桟橋まで運行されているようだ。所要時間40分。料金は760円とか。もうずいぶん前に乗ったことがあるが、ごぶさただ。最近こうやってデジカメを持ち歩くようになると景色を撮ることにいつも注意が行くので、乗ろうかなと思ったのだが、サラリーマンにはあまり時間がない。
浅草で水上バスは方向転換をするのだ。モーターボートだと船体をバンクさせて小さい半径で回転するのだが、こういう船はそういうわけには行かない。じわじわと回るのだ。
吾妻橋をはさんだ反対側には、屋形船のあみ清がある。
屋形船というとグループで予約しないといけないのかと思うが、ここでは乗合屋形船というコースがある。2人以上で1人8000円。2時間飲み放題らしい。揺れるので「酔う」らしいが、乗ってみたい。毎日夕方に出ているようだ。
その先の交差点の向こう側には、神谷バーがある。地下鉄銀座線(渋谷-浅草を往復)車内によく広告が出ている。
ここは電気ブランが有名だ。建物もなかなか雰囲気がある。1880年頃創業らしい。この電気ブラン、電気は舌にビリビリ来る感じを意味し、ブランはブランデーのことをさすのだそうだ。浅草なのになぜか北海道で作っていたようなのだ。昔のハイカラな味だったのだろう。ショットグラスで飲む感じだろうか。バーとはなっているが、1階がバー、2階で洋食を3階で和食も食べられるようになっている。
神谷バーの前の歩道を少し歩くと雷門にでる。
テレビで見るととても大きい感じがするが、実際はそれほどでもないかな。平日昼間なのに観光客で一杯だ。ほとんど中国の人みたいだ。みなデジカメを持ち、片っ端から撮っている。仲見世通りは外国人向けのおみやげ物が多い。模造刀なんかもあった。中国人らしき美人の女の子にカメラで撮ってくれと頼まれたのだが、ちょっとドキドキした。
浅草寺はいつも混雑している。
昔の記憶だが、ここはおみくじ引いたら凶がやたら出ると聞いたことがある。最近はおみくじをひくこともなく、素通り。本堂で賽銭いれて戻ってきた。
コメント
浅草の昭和ダイニングバー! 浅草「神谷バー」
大正十年に建てられた浅草の老舗ダイニングバー
「神谷バー」に行ってきました。
かなり広い店内には、昭和を生き抜いてこられた
大先輩の方々がたくさん。
こんなにお年寄りを見たのは、久しぶりでした。
居酒屋やダイニングバーには、
数えきれないくらい行きましたが、
この店は、システムがぜんぜん違います。
入ったらすぐにキャッシャーでチケットを購入。
テーブルに並べて店員さんを待ちます。
「特大生ビール 990円」
これはピッチャーか!?というくらいの大きさ。
値段は「大生」くらいでしょうか。
ただいま、キャンペーン中とのことでした。
「カニクリームコロッケ」
「モツ煮込み」
どの料理も懐かしいカンジ。
昭和で時が止まったようです。
さて、神谷バーと言えば「デンキブラン」。
僕は、初体験でした。
「デンキブランのブランはカクテルのベースになっているブランデーのブラン。そのほかジン、ワインキュラソー、薬草などがブレンドされています。しかしその分量 だけは未だもって秘伝 になっています。」
http://www.kamiya-bar.com/02.html
ブランデーというよりは、カンパリリキュールのような印象でした。
「餃子とデンキブラン」
これ、とても合います。
70代、80代の方々が、
とても元気にお酒を飲んでいる様子を見ながら
こんな年の取り方をしたいな・・と思いました。
「神谷バー」
台東区浅草1丁目1番1号
03-3841-5400
アクセス
東京メトロ・銀座線・・・浅草駅下車 3番 出口
都営地下鉄・浅草線・・・浅草駅下車 A5番出口
東武本線・伊勢崎線・・・浅草駅下車 正面出口
いずれも徒歩1-2分
神谷バー (バー / 浅草)★★★☆☆ 3.0