浅草 屋形船 乗合 あみ清 

今年は梅雨明けしても蒸し暑い。からっと晴れない日が多いような気がする。東京は7月15日過ぎに明けたが、まだ梅雨明けしていないところもある。今日は浅草の吾妻橋から出ているあみ清の屋形船に乗るのだ。うちの相方と二人なので、乗合船だ。乗合というのは貸切ではなく、他のお客さんと一緒に乗るのである。一人8000円(税込)。2時間ビールが飲み放題である。

ほとんど毎日出ているようだが、出航1時間前までに要予約だそうだ。私が電話をしたときは、外人さん6人の予約があり、それがキャンセルになれば乗っていただけますということだった。折り返し10分ほどで電話が来て予約を受け付けてもらった。

乗船時間が今日は18時半だった(日によって微妙に違うようだ)ので、まだ30分近く時間がある。吾妻橋を行って戻って、ついでに雷門あたりまで行ってみる。

あみ清の看板

浅草といえば、神谷バーと電気ブランが有名だ。しかし、私、電気ブランはどうも飲めない。何も飲むものがなければ別かもしれないが、なるべく飲みたくない。

デンキブラン

吾妻橋からあみ清の船だまりが見える。どうやらあの船に乗ることになるようだ。

屋形船

隅田川には橋がたくさん架かっている。次の駒形橋が見えている。

屋形船

有名な神谷バーだ。電気ブランは合同酒精という会社が造っていたようだが、この会社はもともと北海道にあったようだ。浅草と北海道という関係がよく分からないが。

神谷バー

雷門付近は人力車のたまり場だ。皆、地下足袋を履いていてカッコいい。よく見るとエアークッション入りの地下足袋を履いていた。固い舗装道路を走るのだから、かかとに負担がかかるのだろう。

外人さんに一生懸命営業中の車夫のお兄さん。私も若かったらバイトしてみたい。多分、一日何人乗せるかということでバイト代も違ってくるのだと思うが、こういう対面の営業は、自分がよく分かっておもしろいのだ。

車夫

雷門は18時過ぎても混雑している。その向こうの仲見世もかなりの人だった。

雷門

少し暗くなってくると明かりが映えるようになる。夕方のこの時間はとても活気があるように感じる。さて、そろそろ時間だからあみ清にいかなければ。

仲見世

細い入り口を二階に上がると、そこが受付。二人分16000円払って、すぐに乗船してくださいということだった。

あみ清入口

川に向かって二階から階段を下りていくと。

階段

すでに出航準備完了だったようだ。ビニール袋を渡されて、それに靴を入れて船内に持ち込む。

屋形船

テーブルが用意されていて、そこに座ったらすぐに出航しますというアナウンスがあった。お客さんは全部で20人弱くらいかな。今日は月曜日。週末ならもう少し混むのではないか。初めて乗ったので、なんだかとてもうれしいのである。

エンジンがかかると、船底からかなり振動は伝わってくる。うちは後ろのテーブルだったのだ。場所は、前の方がよいかも。でも、すぐに気にならなくなった。

船内

料理は、それほど豪華というわけではない。でも、寿司ネタは悪くなかった。うまかった。二人分である。

料理

唐揚げと貝の煮物と天ぷら。枝豆もあった。天ぷら、うまかった。重くならない揚げ方で、揚げすぎにもならずちょうどよい。ビールはピッチャーで来る。天ぷらは都度追加して持ってきてくれる。

料理

まだ明るい中を出航する。以前、水上バスには乗ったことがあったが、こうやって畳敷きのところに座布団で座って川下りをするのはなかなかよい気分である。

隅田川

窓を開けて船内と船外を撮ってみた。

船内から

場所がよく分からないが、海沿いは高層ビルがたくさん建っているのだ。

高層マンション

このあたりは分かる。日の出桟橋から芝浦埠頭に向かっているのである。

夜景

レインボーブリッジが見えてきた。

レインボーブリッジ

レインボーブリッジをくぐってお台場に行くのである。ちなみにレインボーブリッジは夕方18時半くらいまでなら、歩いて渡れるようになっている。JR田町駅が最寄りの駅になるのかな。自転車は通行不可なので念のため。芝浦南ふ頭公園運動広場は、カメラを持った人が集まるポイントである。

レインボーブリッジ

フジテレビ前に到着。もうすっかり暗くなった。暗くなると私のデジカメはちょっとつらい。ややぶれているが、勘弁してください。ここで、船内は明かりを消してしばらく夜景見物である。月曜日だというのに屋形船の多いこと。あちこちからお台場に集まってきているようなのだ。多分、この場所がやや広いのと、外海に面していないので船が揺れないから集まってくるのだろう。噂のガンダムもライトアップされていて見えたが、撮ると手ぶれがひどくてだめだった。

フジテレビ

カモメは夜なのに何で集まっているのか?エサ待ちしているのである。試しに何か投げてやるとわんさか集まってくる。毎晩のようにもらっているのだろう。

かも

ほぼきれいに平らげてしまった。ビールはピッチャーに2杯半もらった。もっと飲めるけど、揺れているとなんとなく飲むのを控えるものだ。周りを見ると、ほとんど皆さん食べ残している。きれいになっていたのはうちのテーブルだけだった。

きれいにたいらげた

2時間。20時半には吾妻橋へ戻ってきました。今度は揺れる船からでも手持ちで夜景を撮れる感度のよいカメラを買おうと思った。次は、遠くに住んでいる友人が来たら浅草見物をしてまた屋形船に乗ろう。おもしろかった。

下船

船宿あみ清
〒111-0034
東京都台東区雷門2-1-16
TEL:03-3844-1869
年中無休(年末年始を除く)

お店
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