東京に住んでいて、よく見かけるのに行かない場所というのがある。その筆頭は東京タワーかもしれない。あなたはいつ東京タワーに行きましたか?私が思い出してみると、昭和43年以来近くには行っても展望台に行ったことがない・・・。
あれから42年経ったがいつも東京タワーはある。うちの近所にあるスーパーのエレベーターに乗るとよく見える。ちょっと行ってみよう。
JR浜松町駅で降りる。駅につながる世界貿易センタービルは、意外と地味で、1Fは地方への長距離バスの発着所になっている。ひなびた雰囲気だ。外に出て東京タワーまでまっすぐ歩くと、途中、芝の増上寺の境内を通ることになる。
このあたりは増上寺の門前町として発展した場所なのだそうだ。なるほど。確かにそんな感じがする。かなり規模が大きいと思うが。
増上寺と書かれた山門なのか(?)芝大門を抜けると、両側はホテルばかり。さぞ、江戸時代にはさぞかしにぎわっていたのだろうなと思った。
芝大門の向こうに境内に入る前の門があるが、ここも大きい。
港区もいろいろやっているのだ。
増上寺の境内から東京タワーを見上げる。こういう景色は東京ならではのものだね。
坂を登って東京タワーへ。浜松町駅からは徒歩15分くらいだろうか。近くもないが遠くもないという感じだ。いつも近くで撮るときに悩む。どうやったらうまく撮れるのだろう。脚をうまく流せるとなんとなく躍動感が出る。土曜日の夕方は混雑していた。はとバスが何台も停まっていた。
地上150メータの大展望台までは、大人820円。長蛇の列で、ぐるぐるしながらやっとエレベーターに乗ることができた。待っている間に、正直かなり面倒になってきていた。
夕暮れの六本木方面。左のビルは六本木ヒルズ。
慈恵大学病院の向こうは銀座だ。その向こうには東京スカイツリーも見えているが、ちょっとこの大きさだと分からないな。
海の方を撮ってみた。右の方にレインボーブリッジが見えている。
これは桜田通りかな?ちょっとわからない。
大分暗くなってきた。右のビルは、東京ミッドタウンタワーなのかな。
大展望台の中だ。カメラの感度を上げているので明るく写っているが、実際はもっと暗い。人が多いので結構暑い。大展望台は2フロアに分かれていて、下の方がすいている。おまけになにやらライブまでやっていた。
肘をついてカメラをぶらさないようにして200ミリで撮ってみた。もちろん感度も上げてある。最近のデジカメでないとこんな画を手持ちでは撮れないだろう。EOS7Dにシグマの安い17-200ミリのズームをつけて撮った。
ここから特別展望台(高さ250メータ)まではさらに600円かかる。まあ、せっかく来たし、行ってみるとことにした。
しかし、待ち時間が長い。こうやってあと60分などとディスプレーに出ているのだ。何で時間がかかるのかというと、エレベーターが上り下りとも1基ずつになるからなのだ。
エレベーターを待っているところ。こうやって見ると、東京タワーは鉄骨でできていると改めて分かるのだ。
時代を感じるエレベーターの表示。250メーターが大した時代だったのだろう。
特別展望台からだと少し見下ろす感じになる。
ここは天井が低く、狭い。そのせいかすぐに帰ろうとする人が多いような気がした。
狭いので1周するのはすぐだ。
下に降りて、ライトアップされたタワーを1枚。
忘れるところだった。昭和43年頃にもあったメダルの自動販売機。名前を刻印できるのだ。その昔は、ダイモという名前を刻印できるテープがとても流行っていて、何でもかんでもローマ字でネームを入れるのだ。今メダルを買って自分の名前を刻印するのはなんだかめんどくさいだけのような気もしないでもない。
東京タワー所在地
〒105‐0011
東京都港区芝公園4‐2‐8
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