世田谷観音 世田谷区

駒沢通りから日大危機管理学部の前を通って246に出る道沿いに世田谷観音がある。学芸大学附属高校のすぐ近くだ。

世田谷観音は、公式サイトがある。

世田谷観音
世田谷山観音寺公式ホームページ。朝市も定期的に開催中。生茂る樹木に囲まれている境内はストレス解消にも一役。どうぞお気軽にお立ち寄りください

道沿いに世田谷区教育委員会の看板があった。

世田谷山観音寺

昭和二十六年睦賢和尚が独力で建立し、同年五月金竜山浅草寺に請い、開眼の法を修したものである。

本尊は聖観世音菩薩で、ほかに特攻観音、不動明王阿弥陀如来、仁王尊を祀る各堂がある。

なお、特攻観音堂は、国のため若き命を捧げた特攻隊員四千六百十五柱の英霊の安息所とし、また、それぞれの堂には、国指定重要文化財の不動明王ならびに八大童子像が安置され、ほかに都指定有形文化財の五百羅漢坐像が安置されている。

昭和五十四年三月

世田谷区教育委員会

すぐ横にこんなお知らせが。毎月第二土曜日は朝市をやっているそうだ。朝6時から8時半まで。覚えておこう。

その下にはこんなお知らせが。

プチ瞑想のススメ

エネルギーをリフレッシュしませんか?

難しいことは一切ありません
座禅をしなくても大丈夫
座って深呼吸するだけ
3分~5分を目安に
都合のよい時に

毎週土・日曜日
午前9時~午後4時迄
阿弥陀堂を開放しています

世田谷観音

昭和26年建立とは、新しいお寺だ。しかし、石段を上がると木がたくさん植えてあり、しっとりとした空気が漂っている。

境内は予想よりずっと広い。昭和26年建立だと70年も経っていないが、もっと古くからあるような雰囲気だ。

手水を使って。

まずは本堂にごあいさつさせていただいた。日差しが強くて結局うまく撮れていなかったのだが、大きな龍の彫り物が本堂の上にある。

大きな松がある。

三鈷の松というのだそうだ。

三鈷(さんこ)の松

弘法大師空海上人が唐から帰朝する時三鈷を「密教有縁の地に行きて我を待つべし」と天高く投げられました。

帰朝後、高野山で松の枝に留まっていた三鈷を発見し高野山を伽藍建立の場所に定めたとされています。

落ち葉を持っているとご利益があると云われています。

右側の狛犬さん。

左側の狛犬さん。

本堂の左に特攻観音堂がある。

特別攻撃隊の頌

わが国が存亡をかけた大東亜戦争においては、開戦当初から生還を期すことのない特攻作戦が決行された。

弱冠十七、八歳から三十歳代までの勇士が、肉親への愛着を断ち切り洋々たるべき人生を捨てて、空に、海に、陸に、決然として肉弾攻撃を敢行し、偉大なる戦果を挙げ、ことごとく散華された。

その数およそ六千柱。壮烈無比なこの攻撃は敵の心胆を寒からしめ、国民はひとしくその純忠に感泣した。

特別攻撃隊の戦闘は、真に至高至純の愛国心の発露として国民の胸奥に生き続け、また世界の人人に強い感銘を与え、わが国永遠の平和と発展の礎となっている。

ここに心から愛惜の情をこめて特別攻撃隊の諸史料をこの遊就館に納め、その精神と偉業を後世に伝える。

昭和六十年十二月八日 特別攻撃隊慰霊顕彰会

会長 竹田恒徳

なかなか立派な鐘もある。

そして大きな鯉が泳ぐ池もあった。

こちらは不動明王の六角堂。

こちらは阿弥陀堂。京都の二条城より移築されたものだそうだ。

寺務所が閉まっていても、お守りを買うことができるようになっている。

仁王門にある鳴き龍ここで手を叩くと聞こえる。

上を見上げると龍がいる。

とても大きな提灯だ。

こちらが正門だ。今日はバス通りにある裏門から入ってしまった。

住所や地図はグーグルマップで確認してください。

東京都世田谷区下馬4丁目9−4

観音寺(世田谷観音) · 〒154-0002 東京都世田谷区下馬4丁目9−4
★★★★☆ · 仏教寺院
世田谷区寺社
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