深沢二丁目緑地 世田谷区

駒沢公園のすぐそば、駒沢通りを渡ってコマザワパークカフェの横の細い道を入るとすぐに深沢二丁目緑地がある。拍子抜けするくらい近くだ。

深沢二丁目緑地について、世田谷区の案内がある。

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設置されたベンチに座り、緑地内に残された屋敷林や長屋門、土蔵を眺めながら、ゆったりとした時間を楽しめる緑地となっています。

私は駒沢公園に行くようになって30年近くになるが、この緑地の存在は知らなかった。

よく整備されている。土が多分荒れないように舗装されている。舗装したところを歩いてくださいということなんだ。

つきあたりを右に曲がると、何やら物置風の古い建物(いまも管理のために使われているみたいだ)と、その向こうに蔵がある。手前に金網があるように、一般利用者は中へは入れない。

蔵は2つある。こちらはかなり古い感じだ。ちなみに、深沢をうろうろすると、蔵のあるお宅がたまにある。大きな農家さんが多かったのだろうか?

今日は子どもたちが(スポーツ)チャンバラをしていたので入らないように撮らなかったが、広場がある。ここにきっと母屋があったんだろう。その先は、右手にまた別の蔵があり、左にあるのは立派な門だ。

案内板があった。

三田家主屋について

三田家は、深沢の地に代々居住してきた旧家で、その始まりは江戸時代の元禄年間(西暦一七〇〇年頃)と伝えられています。

主屋は8室からなる多室間形式の間取りを持ち、さらに南面して式台も設けられており、三田家がかつて豪農だったことをうかがい知ることができます。また屋根は寄棟造草葺きで、小屋裏に屋根兼部屋を設けており、かつてはここで盛んに養蚕が行われていました。

主屋の建築年代は、大黒柱の上部に打ち付けられていた棟札により『明治22年12月吉祥日上棟』と明らかになっています。世田谷の民家としてはそれほど古いものではありませんが、屋敷構えも含め、江戸時代の農家の形式をよく伝えています。

この主屋も平成21年2月の火災により、残念ながら消失してしまいましたが、敷地に残る長屋門や土蔵、周囲に巡らされた屋敷林など、先人たちが自然と共生しながらつくり上げてきた暮らしの姿をわたしたちに伝えてくれます。

平成30年8月、これまで土地所有者のご好意により借地し開放してまいりました深沢二丁目緑地の一部につきまして、土地所有者から世田谷区へ公園緑地用地として寄附いただきました。また、敷地内の長屋門、土蔵につきましても寄附いただきました。

利用者の皆さまには、本緑地を末永く大切にご利用いただきますようお願いいたします。

令和元年11月

世田谷みどり33推進担当部

主屋は平成21年(2009)に火災で消失したとあった。もったいない。

案内板の向こうには新しい感じの蔵がある。

これはきっと大規模補修されたんだろう。横に張ってある板も新しい。

この蔵より奥に行くと木がある庭(?)があり、別の出口につながっている。

振り向くと長屋門がある。この門は、左右と天井裏に部屋らしきスペースがある。ウイキペディアで長屋門を調べると、使用人の住居や納屋などに使われていたのだそうだ。

門には郵便ポストと新聞受けが取り付けられていて、最近まで使われていたことがわかる。

このように、門の中に入るための戸があるのがわかるだろう。

門脇には、大八車が置かれていた。

門から敷地内に入るとこのように見える。

東京都世田谷区深沢2丁目8−16

地図などはこちら

深沢二丁目緑地 · 〒158-0081 東京都世田谷区深沢2丁目13−13
★★★★☆ · 公園
世田谷区公園
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