文京区　湯島聖堂

御茶ノ水駅をおりて聖橋を渡った。秋葉原に行こうと思っただけなのだが、いつもと違う道を歩いてみたのだ。昼前の神田川はなんとも寝ぼけた感じで。

橋を渡ると湯島聖堂がある。湯島聖堂というのは孔子を祀ってある。儒教の孔子である。儒学に傾倒した徳川五代将軍綱吉が1690年にこの湯島聖堂をつくったのだそうだ。1797年幕府は敷地を広げ、昌平坂学問所を開いた。ここが明治維新まで官立の大学として江戸時代の文教センターの役割を果たしたとか。

入徳門から入る。この門だけは1704年のものがそのまま残っているのだそうだ。

大成殿まで行って振り返ると

遠目にも見える『合格』の二文字。どうやらここは合格に特化した絵馬を売っているらしい。さすが学問所である。

東京医科歯科大は隣だし、すぐそばには東大もある。霊験あらたかなのかも知れない。受験生の聖地だ。